ドメーヌ ラ プチットゥ オデッセイ
私は1年前より、このオート ガロンヌの8ヘクタールの地域でワイン造りを行っている生産者です。私は自身の信念に駆り立てられて、有機的なビオディナミ農法への転換を行いました。私はまた、ブドウの木の列の下で恒久的な草と軽い耕作で土壌保全ブドウ栽培を実践しています。土壌の微生物の活動を活性化するために、近隣の農家よりAB認証(アグリカルチャー ビオロジック)を受けた堆肥を取り入れています。また、区画には素晴らしい100本の木があり、もっとたくさん植えたいと思っています。私は2019年に初めての収穫を行いました。すべて手作業で収穫され、瓶詰め時の少量のSO2(亜硫酸塩)の添加を除いて、発酵は添加なしで自然発酵を行いました。 「この地域は、トウモロコシの灌漑栽培を優先してブドウの木が根こそぎにされた場所でもあり、そして私たちは、この遺産(ぶどう畑)を保存したいと思っているたった2つのワイン生産者です。私は幸運にも、珍しい土着のブドウ品種アブリューを保持することができました。地元の人々を雇うというアイデアは、家庭的で陽気な雰囲気を再現し、生産性至上主義とは全く逆の、手作業に戻ることになります。」 歴史的にみて、これらの土地ではブドウの木と木イチゴだけが育ちます。第二次世界大戦前は、村ごとに約400haのブドウ畑がありました。 1950年代には、グローバリゼーションが進み、穀物の高価格により、農家はブドウの木を犠牲にして灌漑栽培のトウモロコシを植えるようになりました。今日、私たちはトゥールーズの南にあるガロンヌ川の左岸において、たった2つのワイン生産者です(100%オーガニック)。これらの土壌は、ピレネー山脈(花崗岩、片岩、砂岩、クォーツなどの鉱物から構成)の小石がゴロゴロと転がっているガロンヌの堆積段丘から成ります。それはまるでボルドーの左岸のテロワール(グラーヴ、メドック)のようにも見えます。 私のブドウの木は、地下水の存在のおかげで、転がされた小石のベッド(圧縮できない土壌、鉢の中のガラスのビー玉を想像してみてください。常に多孔質だけれども、圧縮することはできません)に植えられているので、それだけの価値があります。土壌の多孔性のおかげで根は簡単に深くまではり、干ばつに悩まされることはありません。私はビオディナミ農法(デメテールへの変換)、自然発生的に草を生やし、横列のみでの耕作、有機肥料堆肥でブドウ作りを行います。収穫は完全に手作業で行い、マロラティック発酵後のわずかな亜硫酸塩添加を除いて、他に何も添加はしません。現在、2つのキュヴェはアブリューのペティヤン ナチュール、赤はメルロー、カベルネソーヴィニヨンといったブドウ品種です。 2020年は白、グルグル(フランス語の擬声語;ごぼごぼ、どくどく等)の赤を予定しています。 私は29歳です。いいえ、山脈の支脈は遠すぎます、ガロンヌ段丘の方が適しています。 小さなオデッセイは、無知、愛、陶酔に満ちた冒険です。 私の名前はアントワーヌです。私はヴィルローズ(トゥールーズ)の南、ガロンヌの段丘に住んでいます。ここには2人のワイン生産者しかいません。 私は自身の信念に駆り立てられて、土壌の保存に関心を持ち、ビオロジック農法とビオディナミ農法に取り組んでいます。 メルロー、カベルネソーヴィニヨン、シラー、シャルドネに加えて、希少な土着ブドウ品種アヴリューを栽培しています。 すべての収穫は手作業で行われ、熟成過程で赤には亜硫酸塩が少し含まれますが、醸造はすべて自然です。 SO2(亜硫酸塩);合計 <25mg / L>