地方 Alsace アルザス
村 Scherwiller シャーヴィラー
Biodynamie ビオディナミ農法


構成：ゲヴェルツトラミネール100% 土壌：シャーヴィラーの砂利質（ヴィレ渓谷の扇状地の小石、とてもやせていて軽く、粘土が少なく、非常に水はけが良い） 作業工程：パリサージュ（葡萄の苗を支えるワイヤーの高さを調節する作業）に大きな注意を払わなくてはなりません。送風コンベヤーによる植物のくずの除去、そして芯と芯の間のエブルジョナージュ（除芽）、エフィヤージュ（除葉）、そして熟した葡萄をできるだけ傷めず収穫できるように、北斜面はすべて手作業で行いました。 2019年の気候：全体的に素晴らしい年となり、ぶどうの成長期には降水量と日照時間が定期的に変化し、収穫時はインドのような夏となりました。 収量：５０hL/ha アッサンブラージュ：１００%ゲヴェルツトラミネール 作業工程：圧搾をスタートする前に圧搾機の中で短時間（６時間）のマセラッションを行う事で、ワインの澄ましも非常に少なくし、この葡萄のもつ素晴らしい素材をいかします。クロス式フィルターによる低圧濾過を行い、わずかに亜硫酸塩を加えます（７g／hl）。 期間：約５ヶ月間、大樽でシュール　リー製法を用いて発酵させます。 エピソード：同じ収穫ブドウを２つの大樽を用いて発酵させてブレンドすることにより互いの特徴を補足しあうことができ、骨格とボリュームというバランスが得られました。 テイスティング 外観：金色がかった濃い黄色香り：とても深く、バラ、ピーナッツ、灰、植物の根を煎じたような香りを感じます。第二のアロマとしてメントールや塩味のバターキャラメルの香りが現れます。 味わい：豊満でその甘みは口元でほのかに感じ、それは苦みによって強調され、とても長い余韻を与えてくれます。 そのボリュームから生じる甘さによってアロマ（バラ、植物の根、スパイス）が現れ、それに包まれます。 合わせる料理：その豊かさは個性的なお料理に欠かせないものです。例えば、世界の料理（アジア、インド、メキシコ、北アフリカ）はこのワインの魅力をより引き立たせます。または強くてコクのあるチーズ（マンステールやマロワール）と完璧に寄り添ってくれます。そしてデザートまでたのしむことが出来るでしょう。 ワインの保管期間：無期限